とそう

とそう
I
とそう【塗装】
ものの表面に, 装飾・保護などの目的で塗料を塗ったり吹きつけたりして被膜をつくること。

「ビルの壁面を~する」「~業」

II
とそう【抖擻・斗擻】
(1)〔仏〕
〔「頭陀(ズダ)」の音訳〕
衣食住に関する欲望を捨て, 仏道を修行すること。 托鉢行脚(タクハツアンギヤ)。 また, その僧。

「捨身~の行体は/謡曲・安達原」

(2)徒歩で往き来すること。

「~のわづらひもなかりけり/平家 5」

III
とそう【斗筲】
〔「としょう」とも。 「斗」は一斗(日本の一升)を入れるはかり, 「筲」は一斗二升を入れる竹器〕
(1)〔論語(子罕)〕
人の度量の小さいこと。 器量のないこと。

「~の輩には入用なれども/自由太刀余波鋭鋒(逍遥)」

(2)〔新論(妄瑕)〕
禄(ロク)や給料などがわずかであること。

「~の人ならで代官はならぬ事にまかり成り候/徂徠先生答問書」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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